
日本代表MF守田英正は所属するポルトガル1部スポルティングCPを今夏に退団する可能性が浮上している。プレミアリーグへの移籍を希望しており、日本代表MF田中碧が所属するリーズ・ユナイテッドが移籍先の有力候補として噂されている。
UKメディア『Leeds United News』がポルトガルメディア『A Bola』の報道を引用する形で6月4日に伝えたところ、守田はスポルティングで2024/25シーズンのリーグ優勝を果たしたものの、新たな挑戦を強く望んでおり、プレミアリーグへの移籍を希望にしているという。
同報道によると守田はスポルティングからの契約延長の打診を拒否し、新たなプロジェクトを求めていると伝えている。同選手に対して具体的な関心を示している唯一のクラブはリーズと報じられているが、現時点で正式オファーや交渉が開始された情報はない。なお、675万ポンド(約13億円)の移籍金であれば、スポルティングも守田の放出に応じる可能性があるようだ。
スポルティングで過去3シーズンを過ごし、契約は6月末で残り1年となる守田。同選手は守備的MFとしてプレーしながらも、116試合で10ゴール11アシストと21ゴールに関与するなど攻撃面でも一定の実績を残してきた。
リーズは今夏の移籍市場で中盤の補強を優先しており、守田は実績と経験を備えた選手として、比較的安価での獲得が可能だ。クラブが関心を具体的な動きに移すかどうかが注目されている。