小杉啓太 写真:Getty Images

 2024/25シーズンのUEFAカンファレンスリーグ(ECL)で活躍し、欧州の様々なクラブから注目を集めているスウェーデン1部ユールゴーデンIFに所属するDF小杉啓太に対して、オランダの名門クラブが関心を寄せているようだ。今夏の移籍市場で、左サイドバックの補強を目指す複数のクラブが彼の動向を注視している。

 オランダメディア『SoccerNews.nl』は、オランダ1部エールディビジの名門で日本代表FW上田綺世が所属するフェイエノールトとDF毎熊晟矢が所属するAZアルクマールが、J1湘南ベルマーレの元選手である小杉を新戦力候補としてリストアップしていると6月3日に報じた。

 小杉はECL準々決勝でオーストリアのラピード・ウィーン戦セカンドレグ(4-1、2戦合計4-2)において、クリアボールを左足インサイドでダイレクトに蹴り込み、鮮やかなゴールを決めた。この勝利によりクラブは準決勝に進出。しかし、チェルシー戦(2戦合計1-5)で敗れて大会を去った。

 小杉はユールゴーデンで左サイドバックとして定位置を確保しており、クラブとの契約は2027年12月末まで残っている。

 また様々な報道によれば、小杉にはスコティッシュ・プレミアシップのセルティックやセリエAのアタランタ、ポルトガルのSLベンフィカ、2024/25シーズンのUEFAチャンピオンズリーグで優勝したリーグ・アンのパリ・サンジェルマンといった欧州主要クラブが注目しているという。