
セレッソ大阪は6月4日、タイ1部ブリーラム・ユナイテッドからマレーシア代表DFディオン・コールズを完全移籍により獲得したと公式発表。29歳の誕生日にあわせてのアナウンスとなった形だが、クラブ公式Xでのフライング発表が話題になっている。
C大阪は4日14時に公式サイトを通じてコールズの獲得を発表しているが、1時間前の13時ごろに公式Xアカウントで「本日6月4日は先ほど加入が発表されたディオン・コールズ選手29歳の誕生日 お誕生日おめでとうございます 素敵な1年になりますように」という投稿があったが、14時までに削除されている。
このコールズの誕生日を知らせる投稿を受けて、ファン・サポーター等の間では一時、フライング発表の可能性を指摘する声が上がっていたが、およそ1時間後の公式発表を受けて同選手を歓迎するメッセージも多数寄せられている。
現在28歳のコールズはセンターバック、サイドバック、サイドハーフと複数ポジションをこなすユーティリティプレーヤー。2023年1月にブリーラムへ移籍すると、アジア挑戦1年目から本来のパフォーマンスを発揮。2024/25シーズンはタイ1部リーグ27試合の出場で2ゴール5アシストを挙げ、リーグ優勝に貢献したほか、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)では、準々決勝アル・アハリ戦までの全試合でスタメン出場。ACLEの川崎フロンターレ、ヴィッセル神戸、横浜F・マリノス戦でも右サイドでJリーグクラブ相手に通用するだけのプレーを見せている。
なお、タイメディア『idoojung』は5月24日、同選手の移籍金が800~900万バーツ(3,500~4,000万円)だと報道。ブリーラムとの契約は2026年6月まで残っていたとみられる。