
プレミアリーグのリバプールが獲得を狙うブンデスリーガのバイエル・レバークーゼンに所属するドイツ代表MFフロリアン・ビルツに関し、入団が決定した場合に着用する背番号の行方が注目されている。
英メディア『スカイ・スポーツ』の記者フロリアン・プレッテンベルク氏からの情報を同国メディア『Liverpool.com』が6月3日に伝えたところによれば、ビルツはリバプールに移籍が決まった場合、背番号10を希望しているという。しかし、この番号は現在、同クラブに在籍するアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターが着用している。
同記者によるとマック・アリスターは、プレミアリーグのブライトン&ホーブ・アルビオン在籍時(2020-2023)から10番に強いこだわりを持っているとのことだ。マック・アリスターは、2023年のリバプール加入時にFWサディオ・マネ(アル・ナスル)からこの番号を引き継いだ際、クラブ公式メディアに対し「アルゼンチンやU-23代表でも10番を着けており、非常に気に入っている番号」と語っている。
一方で、ビルツがレバークーゼンで初めて着けた27番や、ドイツ代表で使用している17番もリバプールでは他選手が保持しており、調整は簡単ではない。8番はマック・アリスターがボカ・ジュニアーズ時代(2019-2020)に着用していたが、現在はMFドミニク・ソボスライが使用中で、アルゼンチン代表で着けている20番もFWディオゴ・ジョタが保持している。
仮にFWルイス・ディアスやFWダルウィン・ヌニェスがリバプールから退団すれば、7番や9番が空くが、ビルツが着用を好むかどうかは定かではない。
なお、リバプールはビルツ獲得のために2度目のオファーをレバークーゼンに行ったが拒否されたとも報じられており、1億5000万ユーロ(約245億2,523万円)と予想される3度目のオファーが検討されているとのことだ。