UFO目撃の聖地といえば、ニューメキシコ州ロズウェルが有名だが、今、それに代わる「新ロズウェル」として、アリゾナ州の小さな町セドナが熱い視線を集めている。人口1万人にも満たないこの砂漠の町が、なぜ全米屈指のUFO目撃多発地帯となっているのだろうか?
UFO目撃多発地帯「セドナ」の秘密とは?
フェニックスから約290km離れたセドナ。この町がまたがるココニノ郡とヤヴァパイ郡では、2000年から2023年の間に合計484件ものUFO目撃情報が報告されている。これは全米平均をはるかに上回る驚異的な数字だ。
セドナでUFOツアーガイド兼サイキックとして活動するジョン・ポーク氏(56歳)は、「ここでは毎晩のように地球外生命体の活動を目撃している。活動は活発で、簡単に見ることができる」と語る。彼によれば、セドナがUFOの「交通量の多いエリア」である理由は、この地が持つ「ヴォルテックス」の力にあるという。
セドナは非常にスピリチュアルな場所として知られ、異次元へのポータルを開き、癒しのエネルギーをもたらすと信じられているヴォルテックス(渦巻き状のエネルギーポイント)が存在することから、「世界の扉」とも呼ばれているのだ。
ポーク氏の説では、セドナには「レイライン」と呼ばれる強力なエネルギーを運ぶとされる目に見えないグリッドラインに沿って水晶が存在し、これが電磁エネルギーを増幅させ、最終的に地球外生命体(ET)の通り道を作り出しているという。「彼ら(ET)はグリッドライン上を移動しているのだと思う。エネルギーが良いほど、より多くのものが見えるようになる」と彼は説明する。UFOが突然現れては消える現象も、レイラインを利用した次元間移動の結果だと考えている。
「UFOは私についてくる」ガイドが見る異星人の影 ポーク氏は定期的にUFOツアーを率いており、瞑想によってUFOとの遭遇率を高めているという。彼曰く、UFOは「彼についてくる」ようだ。「私がいると、より多くのものが見られる。なぜなら、私はそこのエネルギーをどう扱うかを知っているからだ」と自信を見せる。
ポーク氏は15歳か16歳の頃に最初のUFO遭遇体験をしたと語る。フロリダの自宅で、月のような物体が海上を移動するのを目撃後、意識を失い、目覚めるとバルコニーに3体の小さな生物が立っていたという。彼の母親もサイキックでエイリアンを信じており、FBIと間接的に協力していたと彼は主張する。

