エウベル 写真:Getty Images

 横浜F・マリノス所属のブラジル人FWエウベルは、パトリック・キスノーボ監督のもと出場機会に恵まれていない中、とあるSNS投稿で話題に。横浜FM退団や鹿島アントラーズ移籍の憶測も駆け巡っている。

 エウベルは6月2日にインスタグラムを更新。鹿島所属FWレオ・セアラと同選手の子供たちによるスリーショットをストーリーズでアップしている。また、横浜FMの公式サイトによると、6月1日から2日間にわたり、トレーニングなし。エウベルはつかの間の休日を利用して、横浜FMでチームメイトだったレオ・セアラと交流したとみられる。

 この投稿でエウベルは一言も綴っていないが、J1リーグ戦でスタメン出場1試合にとどまっているだけに、鹿島移籍を予想する声が上がっているが、その一方で当該投稿と同選手の去就が無関係という指摘も相次いでいる。

 そんなエウベルと横浜FMの契約内容については、ブラジルメディア『ge』が2023年12月に「2025年12月までの複数年契約でサイン」とリポート。2024年以降、契約延長が無い場合、2025シーズン終了後に契約満了となるだけに、一部では横浜FMにとって2025年夏の移籍ウィンドウが同選手を売却するラストチャンスとの意見も上がっている。

 5月25日開催のJ1第18節・鹿島戦で7分間のプレーに終わり、31日の第19節・町田ゼルビア戦で出番が無かったエウベル。横浜FMサポーター等からは同選手のプレータイム増加を望む声が上がっているが、序列アップの兆しが無ければ出場機会の確保を求めてクラブを去る可能性も考えられる。