
日本代表に招集されなかったスタッド・レンヌ所属FW古橋亨梧は、2025年夏の去就が不透明に。移籍、残留両方の可能性があるとみられるが、ここに来て同選手の抱える問題がクローズアップされている。
フランスメディア『FOOT01』は6月1日、古橋の去就を特集。リーグアンで6試合の出場に終わったことを理由に、今夏移籍の可能性があるとして、「セルティック復帰の可能性があるほか、ボーンマスから関心を寄せられている。レンヌも古橋の獲得オファーに応じることを検討」とリポート。ただ一方で「30歳の古橋がレンヌにとどまることもあり得る」と残留の可能性も伝えている。
また、他クラブが古橋の獲得に慎重である可能性を伝えるとともに「彼は肩のコンディションで問題を抱えている」と、セルティック時代からの不安材料も紹介。記事では「彼はレンヌでまたは他の場所で手術を受け、より良い状態で戻る可能性がある」と綴られている。
古橋は2025年1月までセルティックに在籍。絶対的ストライカーとして、スコットランド1部リーグをはじめ複数のタイトル獲得に貢献した一方で、複数回にわたり肩のコンディション不良が報じられていた。
なお、古橋とレンヌの契約期間は2027年6月まで。FIFAワールドカップ北中米大会での日本代表入りを目指すためにも、今夏移籍を推す声は多いが、コンディションが万全でない可能性を踏まえた上で、一部のクラブが同選手の獲得を見送るというケースも考えられる。