ブラジル国立公文書館(Arquivo Nacional)が、国内で目撃されたUFO(未確認飛行物体)に関する膨大な資料をオンラインで公開し、世界のUFO研究家や愛好家たちの間で大きな話題を呼んでいる。写真、音声記録、図面、報告書など、その数なんと約900件!一体どんな「未知との遭遇」が記録されているのだろうか?
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70年分のUFO目撃情報、ついに白日の下に
ラジオ局「CBN」の報道によると、今回公開された資料には、1952年から2023年までの間にブラジル国内で報告されたUFO目撃情報、実に893件が含まれている。これらは発生日時順に整理されており、まさにブラジルのUFO史を網羅する貴重なコレクションと言えるだろう。
ただし、国立公文書館は、これらはあくまで「未評価」のUFO目撃報告の集積であり、資料に含まれているからといって、記述された現象の性質や真偽を保証するものではないと説明している。おそらく、その大半は従来型の説明が可能なものだろう、とのことだ。
当初、これらのファイルの公開は2025年6月13日に予定されていたが、予想よりも早く公開されたため、関係者の間でも驚きが広がっている。ブラジルのUFOファイルの詳細な分析には、かなりの時間を要することになりそうだ。