久保建英 写真:Getty Images

 日本代表MF久保建英所属のレアル・ソシエダは、2025年7月に日本ツアーを実施することが正式決定。V・ファーレン長崎や横浜FCと対戦する予定だが、ここに来て中止の可能性が浮上しているようだ。

 日本ツアーの主催者である『株式会社ヤスダグループ』は2025年4月に「レアル・ソシエダ ジャパンツアー2025」の開催を発表。7月21日にPEACE STADIUM Connected by Softbankで長崎と、25日にニッパツ三ツ沢球技場で横浜FCと対戦することが決まり、チケットのオフィシャルサイト先行販売は5月25日に終了している。

 しかし、スペイン『Radio Marca Donostia』が5月末に伝えたところによると、ヤスダグループにスポンサー費用等の未払いの可能性があるとのこと。ソシエダは同社に対して責任を求めているという。

 また、スペイン国内では以前からクラブがスポンサーとの関係で問題を抱えている可能性が噂されている模様。5月末に行われたクラブ公式会見で、ヤスダグループに関する言及が無かっただけに、ツアー中止の可能性も取りざたされているという。

 ヤスダグループは直近2,3年間で欧州クラブとの関係を強化。2024年に6月には、日本代表FW中村敬斗、MF伊東純也ら擁するスタッド・ランスと3シーズンにわたるパートナーシップ契約を結び、同クラブの日本ツアーを開催していた。

 なお、ソシエダの中心選手である久保は先日、エージェントを佃ロベルト氏が代表取締役を務める『スポーツコンサルティングジャパン』から『Sport360』へ変更したことで話題に。DF冨安健洋所属のアーセナル、MF遠藤航擁するリバプールが移籍先候補として報じられている。