
2025明治安田J1リーグで現在18位の横浜FCは、6月1日に開催される第19節で浦和レッズ(現5位)と対戦する。試合前日の5月31日に囲み取材を行った。
昨年7月27日の練習試合で右膝前十字靭帯を損傷し、全治8か月の診断を受け戦列を離脱していたDF岩武克弥が、長いリハビリ生活を経て5月21日に復帰を果たした。待望の復帰戦となったのは、ニッパツ三ツ沢球技場(神奈川県)で行われたYBCルヴァンカップ3回戦の町田ゼルビア戦(1-1)。先発出場し、およそ10か月ぶりとなるピッチで気を吐いた。さらに同25日に行われたJ1第18節柏レイソル戦(1-1)でもベンチ入りするなど、着実に復調の歩みを進めている。
ここでは、久しぶりの実戦復帰となった町田戦を振り返るとともに、6月1日に控える古巣・浦和戦への意気込みや戦い方について、同選手が取材で語った内容を紹介する。

ルヴァン杯で今季公式戦初出場
ールヴァンカップ町田戦で久しぶりに試合に出場されましたが、ピッチに立った感想を教えてください。
岩武:やはり試合に出る出ないは気持ちの面で全然違いますし、サッカー選手としても違います。試合に出ることはプロサッカー選手としてあるべき姿だと思いますし、そこが自分たちの1番の仕事だと思うので(ピッチに)戻れて良かったなと思います。
ー監督からはどのように送り出されましたか?
岩武:「いつも通り落ち着いて行ってこい」と送り出されました。
ーしばらくチームから離脱していましたが、ピッチ外から見たチーム状況と実際にメンバー入りして見えた状況で感じた違いはありますか?
岩武:ベンチ、ロッカールームでしか味わえない空気感はあります。クラブハウスでの空気感も感じていましたけど、(スタジアムのロッカールームの方が)気合いの入りようだったり皆のテンションは全然違いましたね。
