
タイ1部ムアントン・ユナイテッド所属FWポラメート・アヴィライは、2025年夏のJリーグ移籍が決定的に。一時、ムアントンのパートナーシップ提携先である浦和レッズのトレーニングに参加する可能性が取りざたされた同選手の移籍先候補として、ジュビロ磐田や清水エスパルスが挙がっている。
ポラメートの去就を巡っては、タイメディア『サイアムスポーツ』が5月11日に「静岡県のクラブが接触」とリポート。J1所属の清水、J2所属の磐田、藤枝MYFC、J3所属のアスルクラロ沼津が該当するが、2024年夏の時点で磐田移籍の可能性が報じられていた。
すると、ポラメートの代理人は5月30日にインスタグラムを更新。関西国際空港に到着した時の様子をアップすると、「Thai Player Go to J2」(タイ人選手がJ2行き)とポスト。選手名こそ明かさなかったものの、J2クラブへのポラメート移籍が決まったとみられる。
現在26歳のポラメートは、身長180cmで右利きのストライカーであり、ムアントンの下部組織出身。2020/21シーズンまでは出場機会に恵まれなかったが、2022/23シーズンから序列を上げると、2023/24シーズンにタイ1部リーグ戦22試合のスタメン出場で11ゴール10アシストをマーク。2024/25シーズンもリーグ戦26試合の出場で7ゴール7アシストと結果を残していた。
現時点でムアントンはポラメートの去就について公式発表していない。ただ、同クラブが磐田と業務提携を結んでおり、MF大森晃太郎の移籍で取引をした実績があるだけに、タイ代表アタッカーの移籍先は磐田が有力であると考えられる。