エンドリック 写真:Getty Images

 ユベントス(イタリア1部)は今季チアゴ・モッタ前監督のもとでシーズンをスタートするも、成績不振に伴いシーズン途中に解任。イゴール・トゥドール監督が後任として指揮を執り、セリエA4位フィニッシュとなった。

 来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得したユベントスは、今冬にパリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)からレンタルで加入していたフランス代表FWランダル・コロ・ムアニがセリエA16試合で8ゴールと結果を残したものの、買い取りオプションは付随していない。

 そのなかで、イタリア『カルチョ・メルカート』によれば、ユベントスはレアル・マドリード(スペイン1部)に所属するブラジル代表FWエンドリック(18)の獲得に興味を持っている模様。レンタルでの獲得を検討しており、ここ数日で詳細な調査を行なったようだ。

 パルメイラス史上最年少記録となる16歳でプロデビューを果たしたエンドリックは昨夏にマドリードへ加入。今季の公式戦37試合で7ゴールを記録したものの、フランス代表FWキリアン・ムバッペやブラジル代表FWビニシウス・ジュニオールなどの世界屈指の攻撃陣が在籍していることもあり、出場機会が限定されていた。

 そのエンドリック陣営とマドリードは将来に向けてベストな成長環境を模索しているとのこと。そして、同選手の代理人経由でミラン(イタリア1部)やナポリ(同1部)、コモ(同1部)にも逆オファーを提案しており、イタリア上陸の可能性もあるようだが、来季はどのクラブでプレーするのだろうか。