
ブラジル2部シャペコエンセ所属であり、鹿島アントラーズ所属FWレオ・セアラのインスタグラムアカウントをフォローしているFWマリオ・セルジオに、Jリーグ移籍の可能性が浮上。元FC東京所属選手のFWペロッチと2024シーズン途中までチームメイトだったブラジル人ストライカーの去就が報じられている。
現在29歳のセルジオは、身長181cmで左利き。ECバイーアやパイサンドゥSCなどブラジル国内複数クラブを渡り歩いており、2024年3月にミラソウFCからシャペコエンセへ移籍。加入1年目にブラジル2部リーグ戦30試合の出場で7ゴールを挙げている。そして2025シーズンはサンタカタリーナ州選手権全15試合スタメン出場で7ゴールを奪うと、ブラジル2部リーグ開幕から7試合続けて先発出場し、3ゴールをマーク。シーズン序盤から結果を残していたが、5月17日の第8節クイアバ戦から2試合続けて出番がない状況だ。
ブラジル『Mais Sports』が5月29日に伝えたところによると、シャペコエンセのもとにJリーグクラブからセルジオの獲得オファーが届いたとのこと。保有権の50%取得で移籍金400万レアル(約1億円)という条件だったが、シャペコエンセはこれを受け入れなかったという。また、オファーを提示したJリーグクラブ名は現時点で報じられていない。
なお、ドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると、セルジオとシャペコエンセの契約期間は2026年12月まで。市場価値は400万ユーロ(約6億5,400万円)であり、シャペコエンセ移籍直後の2024年4月と比べておよそ4倍にまで上昇したという。
またセルジオのエージェントは『マルシオ・ビッテンコート・スポーツ』。同社はFWカピシャーバ(清水エスパルス)、MFマテウス・ペイショット(ジュビロ磐田)、FWデレク(ジェフユナイテッド千葉)、DFパトリック・ウィリアム(京都サンガ)も顧客に持っている。