
マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)は今季のプレミアリーグで15位とクラブ史上最低の順位でフィニッシュ。タイトル獲得の可能性もあったヨーロッパリーグ(EL)では決勝戦でトッテナム・ホットスパー(イングランド1部)に敗れた。
エリック・テン・ハグ前監督を解任して11月下旬からルベン・アモリム監督を招聘しながらも状況が好転しなかったユナイテッドは、今夏にストライカーの獲得を標榜。イプスウィッチ・タウン(イングランド1部)に所属するイングランド人FWリアム・デラップの獲得に興味を持っていたが、チェルシー(同1部)への移籍が決定的な状況となっている。
そのなかで、イギリス『メトロ』によれば、ユナイテッドはナポリ(イタリア1部)が保有権を持つナイジェリア代表FWビクター・オシムヘンの獲得に向けて交渉を強化しているという。ユナイテッドの交渉担当はナポリの上層部と会談を行なっており、両クラブはスコットランド代表MFスコット・マクトミネイの取引以降、良好な関係を築いているようだ。
今季はガラタサライ(トルコ1部)にレンタル移籍して公式戦40試合で36ゴールを記録したオシムヘンには7500万ユーロ(約122億8,0000万円)の契約解除金が設定されているが、イタリア国外クラブのみに有効だという。ナポリはユナイテッドに対して移籍金4000万ユーロ(約65億5,000万円)とデンマーク代表FWラスムス・ホイルンドの譲渡を求めているようだ。
同選手にはアル・ヒラル(サウジアラビア1部)との個人合意報道も噴出しているなかで、ブラジル代表FWマテウス・クーニャの獲得に迫っているユナイテッドだが、獲得に漕ぎ着けることはできるのだろうか。