プリシラ・ティアムの「ティアム130」へ。”Tram”は、ティアムとかティラムみたいな発音になるらしい。

待望の独立で、オープン早々、周りからいい噂たくさん聞いてた。

フランス料理ベースに、ヴェトナムなど東南アジアの香がふわりと香る、プリシラの料理たち。

名物、牛タルタル&牛骨髄は、食感最高。大根(かな?)の青パパイヤ風サラダ、甘酸っぱい味付け最高で、友達と感動。タイのクルドはピリッと唐辛子がアクセントで、フワパリの米チップスと。そして、ニョクマムで味付けした手羽揚げ、さいっこ〜!なんとも繊細な実においしいソースを纏った衣は極薄で、時間経ってもサクサク。鶏自体も筋肉質でおいしくて、マルシェでたまに買う手羽揚げで感じるへんな脂感、ゼロ。

”アジア人に響く美味しさだねぇ”と友達と感動しながらパクパク。

前菜たちの後は、魚介が香るパスタリゾット(思ったより貝の香り満載で、貝がちょっぴり苦手な私には香り強すぎたけど、貝好き友人はご機嫌)、そして抹茶のクレームブリュレと、バスク風(すっかり定着しちゃったけど、ラ・ヴィーニャ風と言ってほしいよねぇ)チーズケーキ。

1月の月曜夜、満席、2回転テーブル続々。わかるわ〜、とってもおいしいもの。

鶏とサラダ、お持ち帰りしたいくらい。近々、昼にテイクアウト対応するようになるそう。あー、早くまた食べたい。

編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々6」2025年1月29日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々6」をご覧ください。