
チェルシー(イングランド1部)は28日に行われたカンファレンスリーグ(ECL)でレアル・ベティス(スペイン1部)と対戦。先制される展開となったが、イングランド代表MFコール・パーマーの2アシストなどで最終的に4-1で初優勝を果たした。
チャンピオンズリーグ(CL)とヨーロッパリーグ(EL)、廃止となったカップウィナーズカップに続いてのUEFA主催の主要4大会全てを制した初のクラブとなったチェルシーは今夏にストライカーの補強に乗り出しているとみられている。
移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、チェルシーはイプスウィッチ・タウン(イングランド1部)のイングランド人FWリアム・デラップの獲得に迫っているという。同選手は24時間以内にメディカルチェックを受診したのち、契約書にサインするようだ。
マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)など複数クラブからの注目を浴びていたデラップはチェルシーと長期契約を結ぶ予定だという。そして、マンチェスター・シティ(イングランド1部)下部組織時代に共闘したエンツォ・マレスカ監督の存在や来季のCL出場権が移籍の決め手となったようだ。
また、今季のプレミアリーグ37試合で12ゴールを記録したデラップだが、クラブは1年での2部降格が決定したことを受けて、契約解除金は3000万ポンド(約58億3000万円)に減額しており、チェルシーはこの額を支払うようだ。なお、買い戻しオプションを行使しなかったシティは、移籍金の30%を手にできるようだ。