
かつて柏レイソルに在籍していた日本代表GK中村航輔は、2025年冬にポルトガル2部ポルティモネンセを退団してフリーに。現在も無所属状態だが、アビスパ福岡など一部Jリーグクラブからの関心の噂に、FIFA(国際サッカー連盟)後任の代理人が反応している。
中村の去就を巡っては、ポルティモネンセ退団以降ポルトガル国内で音沙汰が無い状況だが、日本のサッカーファン等からはJリーグ復帰待望論が噴出。日本代表招集歴があるだけに、半年近くにわたり所属クラブが決まらない現状を疑問に思う声も上がっている。そんななか、Jリーグの移籍情報を発信している一部のXアカウントでは、「浦和レッズ、セレッソ大阪、アビスパ福岡が関心」「国外クラブからも関心」などと投稿されている。
すると、代理人資格を持つ関根圭祐氏は当該投稿を引用した上で、首を傾げる顔文字を3つポスト。文章による投稿が無いだけに、一部の情報を否定した可能性を含めて、顔文字の意味する内容が気になるところだ。
現在30歳の中村は、2020シーズンまで柏や福岡でプレー。2021年1月に柏からポルティモネンセへ移籍した後は、しばらく出場機会を失っていたが、2022/23シーズンから正守護神として活躍。一時ポルトガル1部リーグ内でのGKセーブ数で首位に立つなど、目覚ましい活躍を見せていた。
日本代表での正守護神定着も期待された中村だが、2023年9月の国際親善試合トルコ戦での負傷。ポルティモネンセが2023/24シーズンに2部へ降格すると、2024/25シーズンはリーグ戦ほぼ全試合で出番なし。2026年6月まで契約を残していたが、同シーズン途中で退団している。
なおドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると、中村のエージェントは『Japan at UK limited』。同社は現在V・ファーレン長崎からポルティモネンセへ期限付き移籍中のMFモヨ・マルコム強志や、MFモハマドファルザン佐名、FW古澤ナベル慈宇(いずれも柏)らを顧客に持っている。