
パルマ所属の日本代表GK鈴木彩艶には、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシーなどプレミアリーグ所属クラブの他に、トルコ1部ガラタサライが関心を寄せている模様。一部ではMF久保建英(レアル・ソシエダ)と同じく、代理人のステップアップ移籍の可能性に与える影響がクローズアップされている。
パルマの正守護神としてセリエA残留に貢献した鈴木は、パルマとの契約を2029年6月30日まで残しているが、わずか1年でステップアップ移籍する可能性が浮上。浦和レッズ在籍時と同様、ユナイテッドからの興味が報じられているほか、2025年5月にはチェルシーも同選手の獲得に動く可能性が取りざたされている。
そんななか、トルコメディア『Ajansspor』は5月27日に「鈴木は代理人を通じて、ガラタサライからオファーを受け取った」とリポート。これによると、ガラタサライは代理人から同選手の年俸や移籍金などの情報を入手したというが、この報道をもとに、一部からはトルコ移籍がステップダウンだとして否定的な意見が湧き起っている。
現在、鈴木のエージェントは佃ロベルト氏が代表取締役を務める『スポーツコンサルティングジャパン』だ。同社は最近まで久保を顧客に持っていたが、同選手は新しい代理人として『Sport360』と契約。ビッグクラブ移籍に向けての動きを本格化させたとみられている。
ガラタサライからオファーという一部報道や、久保の動きなどをもとに、将来性豊かな鈴木についても、代理人の変更でより望ましいオファーが届き、ステップアップ移籍の確率が上がる可能性が考えられる。
なお、久保の新たな代理人である『Sport360』には、DF菅原由勢(サウサンプトン)、DF瀬古歩夢(グラスホッパー)、FW小川航基(NECナイメヘン)ら複数の日本代表選手が在籍している。日本代表の正守護神として、さらなるキャリアアップが求められるだけに、代理人変更の可能性も含めて、鈴木の動きに注目が集まる。