日本プロ野球元審判員の坂井遼太郎氏が28日、自身のX公式アカウントを更新。野球界、スポーツ界に蔓延するネット上の“中傷コメント”について言及した。
■「誹謗中傷は、誰の心も救いません」
「これは、野球やスポーツ界だけの話ではないです。どんな理由があっても『誹謗中傷』は決して許されるものではありません」という書き出しで、ネット上で激化する誹謗中傷について私見を述べた坂井氏。
「なぜエラーをした選手を責めるのでしょうか?」「なぜコントロールミスで当ててしまった投手を非難するのでしょうか?」「なぜミスジャッジをした審判を誹謗中傷するのでしょうか?」「その言葉で、本当に何かが良くなるのでしょうか?」とつづり、「誹謗中傷は、誰の心も救いません。そこからは何もプラスは生まれません」と警鐘を鳴らした。