
スコットランド発の人気クラフトビールブランド「ブリュードッグ(Brewdog)」が、プレミアリーグのウェストハム・ユナイテッドと複数年契約を結び、公式ビールパートナーに就任した。これにより、今後ウエストハムのホームであるロンドン・スタジアムでは試合日に同社製品が提供される。
ウェストハムのエグゼクティブディレクター、ネイサン・トンプソン氏は、「我々は進歩的かつ協調的なパートナーシップを重視しており、ブリュードッグ社はファンと共鳴する取り組みを実現するうえで理想的な存在だ」と5月28日のパートナーシップ発表時の公式コメントとして述べている。
また、同発表時にブリュードッグ社の最高執行責任者ローレン・キャロル氏も「この提携は単なる商品提供にとどまらず、地域クラブへの支援やスタジアム体験の向上を通じて、あらゆるレベルでサッカーを支えるものだ」と語っている。
一方でウェストハムはこの提携に伴い、元所属選手(1998-2000)のナイル・ルドック氏がブリュードッグと協力し、クラブの地元地域のアマチュアクラブに向けてユニフォームを寄贈するキャンペーンを展開するとのことだ。
ブリュードッグ社の多様なビールを片手に試合観戦できるというこの提携は、スタジアムに足を運ぶビール好きなサポーターの楽しみを一段と広げてくれるだろう。
イギリスを訪れる機会があれば、ウェストハムの本拠地ロンドン・スタジアムでの試合を観戦し、スタジアムで味わうクラフトビールの一杯をぜひ体験してほしい。試合の熱気とともに、特別な思い出になるはずだ。