
今季は負傷者が相次いだこともあり、プレミアリーグでは22敗を喫して17位フィニッシュと苦しんだシーズンを過ごしたトッテナム・ホットスパー(イングランド1部)だが、ヨーロッパリーグ(EL)では決勝戦でマンチェスター・ユナイテッド(同1部)を撃破して優勝を果たした。
そのなかで、トッテナムはバイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)との契約満了が満了になるドイツ代表FWレロイ・サネの獲得に動く可能性があると、イギリス『スカイ・スポーツ』が報道。トッテナムが来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得したことでより魅力的なクラブになっているという。
ドイツ代表として67キャプ14ゴールを誇るサネは2020年夏にマンチェスター・シティ(イングランド1部)からバイエルンに加入。背番号「10」を背負い、今季もブンデスリーガ30試合で11ゴール5アシストの数字を残した。
そのサネは減俸を受け入れてのバイエルン残留を望んでいるとされているが、延長交渉が難航。年俸1000万ユーロ(約16億3,000万円)にボーナス550万ユーロ(約8億9,000万円)のオファーを受けているが、バイエルンと代理人のピニ・ザハビ氏との交渉は続いているとみられている。
なお、サネにはガラタサライ(トルコ1部)からの高額オファーが届いているとされている。今季はフランス代表MFミカエル・オリーズの加入があり、控えに回る期間もありながらも最終的にチームのブンデスリーガ優勝に大きく貢献した同選手だが、どのような結末が待っているのだろうか。