
かつて清水エスパルスに在籍していたブラジル人MFヤゴ・ピカチュウは現在、ブラジル1部フォルタレーザでプレーしているが、ここに来てJリーグ再移籍の可能性が報じられている。
現在32歳のピカチュウは、2022年7月にフォルタレーザから清水へ完全移籍。J1残留へのキーマンとして期待されたが、J1リーグ戦12試合の出場でノーゴールという結果に終わり、チームもJ2へ降格。2022シーズン終了後に1年間の期限付き移籍によりフォルタレーザへ復帰している。
古巣復帰1年目にブラジル1部37試合の出場で7ゴール1アシストと、清水移籍前と同じく攻撃陣の主力選手として活躍し、2024年1月に完全移籍へ移行。2024年9月には、フォルタレーザと2025年12月までの契約延長で合意している。
2025シーズンはここまでリーグ戦10試合中8試合でスタメンに名を連ねており、4試合でキャプテンマークを巻いているピカチュウだが、フォルタレーザの情報に精通しているジャーナリストのロマーリオ・フェルナンデス氏が5月27日に伝えたところによると、町田ゼルビアが同選手の獲得に興味を示しているとのこと。ただ現時点では、フォルタレーザ残留の可能性が高いという。
黒田剛監督率いる町田は、J1リーグ戦18試合を終えて7勝4分7敗。首位の鹿島アントラーズから勝ち点12差の10位だが、攻撃陣ではFW西村拓真、FWナ・サンホ、FW相馬勇紀などタレントが揃っている。シーズン後半戦での巻き返しへ、外国人アタッカーを迎え入れることはあるのだろうか。