■このゲーム、致命的なバグが…

その内容は「実は、問題の中に『91年F-1日本GPの優勝者は?』っていうのがあって、こたえが『A.セナ』になってるんだけど、ホントの正解は、『G.ベルガー』なんですよネ」「もし、この問題が出てきたら、ワザとまちがえて『A.セナ』とこたえちゃって下さいネ」というものであった。

30年前の中古ゲームから出てきた告白の手紙 令和ではあり得ない内容が「時代を感じる」と話題
(画像=『Sirabee』より引用)

…つまり、かわいらしい口調で説明されているものの、同ソフトにはクイズゲームとしては致命的な「誤った選択肢が正解となる問題」というバグ(またはプログラムミス)が存在する、ということ。

現代であれば、こうしたバグは「修正パッチ」という更新プログラムを使用することで、早急に解決が図れる。しかし当然ながら、インターネットの接続・使用が存在しなかった時代のゲームでは、そうした対応が不可能。下手をしたら「回収騒ぎ」にもなりかねない事象である。

30年前の中古ゲームから出てきた告白の手紙 令和ではあり得ない内容が「時代を感じる」と話題
(画像=『Sirabee』より引用)

そのためメーカーとしても「苦肉の策」として、こちらの注意書きを同梱するに至ったのだろう。