■佐藤選手のレフト起用に落胆

さらに掛布氏はミスタータイガースと言われた藤村富美男さんや自身が「4番サード」でスター選手だったことを指摘し「4番サードは阪神の1つの形みたいなものがある」と持論を展開。

続けて「佐藤に守るミスの言いわけをさせるような逃げ道を作ってほしくないんです、僕は。もう4番サードに据えたなら、柱なんですよと。すべてのタイトルをサードで取りなさいという、それぐらい強い気持ちで。僕は佐藤のサードってのは動かしてほしくなかった」と語る。

一方でヘルナンデス選手の打撃が優れていることや、藤川監督が同選手はサードの守備のほうが良いと考えているだろうと推測し、「この形がしばらく続くのかな。意外におもしろい存在だというのはわかる」とも話していた。