東京大学の藤井学長と林副学長は、ハーバード大学などで学べなくなった留学生を一時的に受け入れる方針を示し、2025年度中に制度整備を進めるとしました。
【速報】東大が米ハーバード大留学生の受け入れ調整中
東大が米ハーバード大学の留学生を受け入れる方向で調整していることが分かった。5月26日、東京大学新聞社の取材に東大が答え、受け入れ態勢は検討中とのこと。…
— 東京大学新聞|東大新聞オンライン (@UTNP) May 26, 2025
東大は過去にウクライナ避難民も受け入れており、今回も学業が困難になった学生を支援します。
トランプ政権がハーバード大の留学生受け入れ資格を停止したことが背景にあり、藤井学長は日本の大学が果たすべき役割に言及しています。また、研究者の支援も検討しています。東大は多様性や公平性を重視する姿勢も改めて示しています。

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この措置を賞賛する声もあります。
東大がハーバード留学生を一時受け入れへ 「学びの継続に貢献を」(朝日新聞)G7KV
夢のコラボが実現するのでは?
— モーリー・ロバートソン (@gjmorley) May 26, 2025
しかし、外国人留学生まで受け入れる姿勢に疑問の声があがっています。
ハーバード大学からの 受け入れを調整
拒否された 日本人留学生だけでなく 外国人留学生も受け入れるらしい
東大総長は 世界の大学における DEI推進の取り組みに支持を表明
欧米はその「DEI」のリスクを 考慮し見直しをしているが
どうして日本は 先進国に学ばないのか BJlpKYmS
— 世良公則 (@MseraOfficial) May 26, 2025
話はそんなに単純ではないようです。トランプ政権がハーバードの留学生受け入れを禁止した背景には、ユダヤ系への暴力行為に関与した中国系工作員の存在が指摘されています。欧米諸国では、こうしたリスクを受けて中国人留学生への審査を厳格化し、大学との提携も見直しているそうです。