コマセが効いてきたことを確信して、同じパターンでしばらく粘ってみる。すると、電気ウキがシュンと勢いよく消し込んでいく。アワセを入れると元気のいい引き。
慎重にやりとりをして、魚との間合いを詰めると、良型の尾長メジナの姿。ゆっくりタモに誘導して取り込み成功。検量すると36cmだった。
時合い到来も追加できず
やっと釣れた良型に喜びながら、時合いを意識して手早く再開。日の出前の最大のチャンスタイムを迎えるが、追加することができない。
完全に周囲が明るくなってもエサ取りが少ないので、足下から仕掛けをナジませて流していく。しかし、反対側の堤防から出るサラシの影響で仕掛けが安定しない。そこで、ガン玉G7を追加する。

バラシで好機を逃す
仕掛けが流れに乗って、いい感じでナジんだ直後にウキがスパンと消え、手元まで引きが伝わる。重量感ある竿絞りを強引にタメて耐えていると、ズリズリとハリスが擦れる感触が伝わった直後に根ズレでバラしてしまう。
予想外の重量感のある手応えに悔しくて天を仰ぐ。気を取り直して仕掛けを作り替える。良型がいる気配があるので、バラした周辺を集中して狙う。
41cm口太メジナをキャッチ
しかし、次のアタリはなかなか出ずに焦りを感じる。潮はいい感じで動いているので、少しタナを深くして遠いエリアも探っていく。すると、ウキがゆらゆらと消えていった。ひと呼吸おいてから大きくアワせると、一気に沈み根に向かって走りだす。慎重にやりとりして足元に誘導。やがて良型のメジナ姿を確認。
堤防際に注意しながら無事タモ入れに成功。検量すると41cmの口太メジナ。
さらなる追加を狙って続けるが、7時を過ぎると、10cmほどの小型メジナが沖まで多数群がってしまい、エサが残らず納竿した。
