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財産分与、ザツに済ませたばっかりに……

財産分与、ザツに済ませたばっかりに……

「愛車を売って結婚式を挙げたのに」ナマナマしい“離婚と車”の話を聞いてみたら…「完全に自暴自棄というか…」そんなことする!?
(画像=©Fantastic/stock.adobe.com、『MOBY』より 引用)

結婚後には、夫婦の「共有財産」という視点が生まれます。婚姻関係にある最中に貯蓄したお金や、購入した家財などは「二人のもの」となりますが、離婚の際に厄介なのが、この共有財産を分ける作業です。

「結婚してから2年ほどで、生活面でのすれ違いから離婚することになりました。10年近く前のことですね。子どもはいなかったので、そのときは早く離れたい一心で、慰謝料ももらわず、とにかく結婚後の貯金だけ半分にして、あとは互いに必要なものを持っていくような形でした。

車は彼が結婚前から持っていたものだったので、彼がそのまま持っていきましたね。でも、よく考えると私も結婚前に車を持っていて、同居を始めるときに手放し、売ったお金は家に入れたんですよね。そのことに後になってから気づきました。

まあ、離婚するときに気づいていても、話がこじれるのが嫌でスルーしちゃってた気もします」(30代女性)

当事者間の合意のみで離婚を進める場合には、財産分与などについて細かく取り決めずにおくこともあるでしょう。別れる相手との事務的な話し合いは、ときに苦痛を伴うと考えられますが、その後のために「お金の話」はきちんと済ませておきたいところです。

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大事な愛車をパートナーのために売りに出したのに……

大事な愛車をパートナーのために売りに出したのに……

「愛車を売って結婚式を挙げたのに」ナマナマしい“離婚と車”の話を聞いてみたら…「完全に自暴自棄というか…」そんなことする!?
(画像=©Rustic Wanderlust/stock.adobe.com、『MOBY』より 引用)

結婚後、家計の状況やライフスタイルの変化によって、それまでの車を買い替えるケースは少なくないでしょう。長年乗ってきた愛車を手放すのは寂しいものですが、それもパートナーとの暮らしのため。しかし、そうしたパートナーへの思いが無に帰してしまうこともあるようです。

「30代の半ば、当時のパートナーとの将来を真剣に考えようと思い、それまで大切に乗ってきたカローラフィールダーを手放すことにしました。音響やモニターにはかなりこだわっていて、移動するライブ会場のような空間が自慢でしたね。

名残惜しい気持ちはあったものの、維持費の負担を減らしたこともあり、パートナーが喜ぶような結婚式が挙げられたと思います。

その後も少しずつ貯金をしながら生活をしていましたが、順調に関係を築けていると思っていたのは私だけだったようで、パートナーとのすれ違いにより別れる結果となりました。

離婚して、また車を持ちたいとは思いますが、収入がなかなか上がらない一方、税金や保険料ばかりが上がっていき、購入に踏み切れない状況で……今はもっぱら、レンタカーで腕のサビを落とす日々を送っています」(30代男性)

大切な愛車を手放したことが、二人の喜びにつながっていたはずが……多くのカスタムを施している車はとくに、一度手放してしまうと同じクオリティを再現するまでに時間もコストもかかります。離婚したからといって、「これからは趣味に生きよう」とすぐに切り替えられるわけではないようです。

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離婚覚悟で勝手に車を契約!これで自由になってやる

離婚覚悟で勝手に車を契約!これで自由になってやる

「愛車を売って結婚式を挙げたのに」ナマナマしい“離婚と車”の話を聞いてみたら…「完全に自暴自棄というか…」そんなことする!?
(画像=©koumaru/stock.adobe.com、『MOBY』より 引用)

結婚後に車を購入する際には、パートナーと相談のうえ車種などを決めていくことが一般的でしょう。しかし夫婦関係はさまざまであり、「パートナーが黙って車を契約してきた」という話も聞かれます。

インタビューをした方からは、「離婚を覚悟で勝手に車を買った」という話がありました。

「結婚してから、妻の束縛がどんどんエスカレートしていきました。月イチで仕事仲間と飲みに行くだけでもしばらく不機嫌になったり、近くの実家に顔を出すにも、慎重に顔色を窺わなきゃいけなかったり。とにかく、行動を管理されるのが煩わしくて、だんだん気持ちが冷めていきました。

話し合おうとしても『そうやって私を悪者にするんだ』という感じで、毎回話の腰を折られて、そのうち昔の話を持ち出されたりして、なぜかいつもこっちが悪いことにされてしまうんですよね。

それで3年ほど我慢していたのですが、ある日、親友の結婚式に行ったことで機嫌を損ねられ、そこでプツンと糸が切れてしまって。後日、どうにでもなれという気持ちのまま、400万円くらいの中古車を契約しました。完全に自暴自棄というか、自分でも異常な精神状態になっていたと思います。

発覚して向こうは驚いていましたが、すぐにドライなトーンになって、『そんな幼稚な人だとは思わなかった』と、トントン拍子で別れる方向に行きましたね。離婚してからは、人間ってこんなに自由に過ごしていいんだな、と実感する毎日です」(20代男性)

このケースでは、パートナーとの関係にヒビが入ることを知りながら、相手に黙って車の購入に踏み切っています。ここまで来ると、おそらく遅かれ早かれ関係は破綻していたのかもしれません。

とはいえ一般的には、家計を左右するような買い物をする際にはとくに、パートナー間の話し合いと合意を大切にしたいところです。

文・MOBY編集部/提供元・MOBY

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