その後もキャスティングで1本を追加したが、ジギング組にはなかなかアタリが出ない。そんな中、8時40分。ついに息子のロッドが大きく曲がった。ジグとジグサビキに1匹ずつハマチが掛かるダブルヒットとなり、船上は歓声に包まれた。

家族全員が青物キャッチ成功!
短時間のクログチ狙いは反応を得られずに終了。その後、12時から青物の「午後の部」がスタートした。12時57分、ついに妻のロッドにアタリがきた。
ボトムから懸命に引き寄せて、ジグサビキで人生初となる青物をキャッチ。これで家族全員が釣果を得た。その後、息子が2匹を追加し、最終的にハマチは家族で7キャッチとなった。

胃から小イカ
帰宅後に魚の胃の中を確認すると、全てのハマチが小イカを捕食していたことがわかった。シラスカラーのルアーやジグサビキが効果的だった理由に、納得がいった。

今後の紀北エリアの展望
これから初夏にかけて、紀北エリアでは青物のキャスティングゲームが本格化するという。高級魚シロアマダイの釣果も上がり始めた。複数魚種を狙うリレー便を利用すれば、船釣りや釣り自体が初めての人でも、魚をキャッチできる可能性が高そうだ。
釣果が上がりやすいこれからのシーズン、多くの釣り人にとって思い出に残る釣行が増えそうだ。
実釣動画
<夕日とぼうず/TSURINEWSライター>