
かつて元日本代表DF酒井宏樹やMF本田圭佑とチームメイトだった元イタリア代表FWマリオ・バロテッリは、2024/25シーズン限りでジェノアを退団。フリーとなったが、名古屋グランパスが依然として同選手の獲得に興味を示している模様。過去にはヴィッセル神戸からの関心も取りざたされていた。
現在34歳であるバロテッリは、2024年10月末にジェノアへ加入したものの、わずか3か月で構想外に。2025年1月にはイタリアメディア『カルチョメルカート』が「彼には日本、韓国、オーストラリア、UAE等でプレーする可能性があったが、これらの国々からのオファーを断っている」と報じている。
日本方面からの関心は、トルコのアダナ・デミルスポルを契約満了により退団した2024年6月の時点で取りざたされており、この時はイタリアメディア『Tショット』で神戸や名古屋などJリーグ複数クラブからの関心が報じられていた。
2024/25シーズンのセリエAでわずか6試合の出場にとどまり、5月下旬に退団が決まったバロテッリ。再び去就に注目が集まるなか、イタリア人ジャーナリストのダニーロ氏は「名古屋が依然としてバロテッリ獲得しようとしている」とリポート。しかし、本人は現時点でイタリアでのプレー続行を望んでおり、Jリーグ挑戦に前向きではないという。
かつてインテル、マンチェスター・シティ、リバプールなど欧州ビッグクラブに在籍していたバロテッリだが、ミラン在籍時に本田とともにプレーしたほか、2019年1月から半年間にわたり、オリンピック・マルセイユで酒井と共闘。かつてピッチ内外での問題行動により話題を呼んでいたストライカ-はこの夏、どのような決断を下すのだろうか。