モンマルトルの丘の反対側にある、「ラルマナック・モンマルトル」でランチ。

レオシェフの料理は、食材のフレッシュ感を生かた、優しくてほんのり個性を加えた、シンプルなんだけど妙に惹かれるお味。

ウイキョウはジューシーな加熱もいいしスパイスが香る甘めのソースもマル。っちっちゃなラクレットは、この寒い日々にピッタリ。

フレゴラと半生サーモンはミルキーでほっこり。シューファルシは、ひき肉でなく長時間煮込んだ肩肉をほぐしたもので肉感がいい感じだし、じっくり焼いた根菜も甘み豊か。付け合わせが、ロビュション風ピュレなのがたまらない♪

最後は、ジャスミンティー風味のクレームブリュレと、マンゴーやパイナップルのムース。

これで、24ユーロ。パリの値段と思えない。そりゃ、人気になるよね。

ブランチで出しているという、シリアルパンを味見させてもらう。

シリアルの香りがとてもよく出ていて、バターと塩を乗せて頬張るとたまらない。”パンとバターとワイン、フランス万歳!”と、パンで乾杯。

レストランであると同時にギャルリーとしても稼働させていて、壁を飾るアート作品もいい感じ。

音響や照明もよく考えられていて、カジュアルながら居心地よい空間。

おいしいもの食べながら食いしん坊話題で盛り上がる、楽しいランチタイム。

レオシェフの後の作品は、

紙と塩で作られている

編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々6」2025年1月18日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々6」をご覧ください。