トッテナム・ホットスパー 写真:Getty Images

 プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーが、総額1億7,200万ポンド(約332億円)を投じた3選手の獲得を目指す大規模な補強計画を進めているようだ。

 トッテナムは、2024/25シ-ズンのUEFAヨーロッパリーグ(EL)で優勝を果たし、来2025/26シ-ズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の出場権を確保したことにより、クラブの強化戦略が一変したようだ。

 5月22日にスペインのサッカー専門メディア『Fichajes』は、トッテナムがMFジョニー・カルドーソ(レアル・ベティス)、FWベンヤミン・シェシュコ(RBライプツィヒ)、MFシャビ・シモンズ(RBライプツィヒ)の3選手を獲得候補にリストアップしていると報じた。

 カルドーソは、プレースピードが速く安定したスキルを持つ選手で移籍金は約2,100万ポンド(約40億5,370万円)といわれている。トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督のスタイルに適合すると評価されている。

 シェシュコは身体能力と連携力を兼ね備えた若手ストライカーであり、移籍金は約8,420万ポンド(約162億5,344万円)で複数クラブが関心を寄せているようだ。一方でシモンズはさらに高い技術が持ち味の選手で、移籍金は約6,740万ポンド(約130億1,047万円)、プレミアリーグ上位クラブの標的ともなっている。

 ポステコグルー監督とダニエル・レビ会長は、欧州の強豪として定着するために、継続的かつ狙いを持った補強を進める方針で一致しており、今回の計画はその方針を具体的に示すもののようだ。トッテナムが夏の移籍市場でどの様に動くのか注目が集まる。