ー勝利を経てチームの雰囲気は変わりましたか?
四方田監督:大きく変わったことはないですが、(J1第16節の)湘南ベルマーレ戦から2試合連続で勝利できているということで非常にポジティブな雰囲気を感じたり、カップ戦はメンバーが変わって勝てたということは全員が勝ちに絡めている。一部(の選手)だけではなく、チーム全体として雰囲気は良くなってきていると思います。「出場した選手が活躍しないと次はない」という緊張感や危機感は以前より強くなっていると思いますし、選手たちも同様に感じていると思います。

攻守のスイッチ役・小川への期待
ー町田ゼルビア戦でMF小川慶治朗選手が公式戦今季初ゴールを挙げました。ここまでの小川選手はどのように映っていますか?
四方田監督:5月に入って非常に調子が良く、ゲームに絡む時間も増えてきた。実際にゲームの中で彼の機動力やスピードが攻守においてスイッチ役になっています。そういったところは期待しています。

「ボールを保持していく志向が強いチーム」
ー柏レイソル戦に向けてのメンバー編成も大変になるのでは?
四方田監督:嬉しい悩みは無くて、(メンバーから)外す苦しみしかないことは常々言っていますけれども(笑)この後に打ち合わせがあるので、しっかりディスカッションして決めていければと思います。
ー柏レイソルの印象やここまでの戦いについてはどのように映っていますか?
四方田監督:リカルド・ロドリゲス監督の特徴が非常に出ている思いますし、しっかりボールを保持していく志向が強いチームです。その中で攻撃時間を増やしている印象があります。ただ、今回のレイソルで今までと変わった部分は縦の速さや裏への行き来、攻守の切り替えの速さ、インテンシティの高さなどは、今シーズン好調の要因となっているイメージはあります。
