伊豆諸島ではマグロのほか、キンメダイの水揚げが好調。豊洲市場に入荷するキンメダイの約4割は東京都産です。特に、新島や神津島では漁獲直後に「活け締め」を行い、鮮度を維持しつつ豊洲市場へ出荷しています。
東京都の水産課では、クロマグロのブランド化に続き、キンメダイやタカベ、小笠原諸島のハマダイなどの高級魚を中心に高鮮度での出荷を支援しつつ、東京産のブランドを確立し付加価値を高める方針だそうです。
東京都の漁業生産量は1988年までは概ね年間1トン超でしたが、2022年には4分の1以下の2300トンに減少しているほか、漁師の数も半減。東京都の魚のブランド化に期待が高まっています。
<サカナト編集部>