トランプ米大統領は23日、日本製鉄による米鉄鋼大手USスチールの買収計画について、自身のSNSで「計画されたパートナーシップ」として支持を表明しました。
日鉄のUSスチール買収、トランプ米大統領が承認P2
— 日本経済新聞 電子版（日経電子版） (@nikkei) May 23, 2025
トランプ大統領は、この提携により7万人の雇用創出と140億ドルの経済効果が見込まれるとし、特にペンシルベニア州にとって史上最大の投資になると述べました。本社は同州ピッツバーグに留まるとしています。
【速報＝日鉄のUSスチール買収交渉が進展】トランプ大統領が「USスチールと日本製鉄のパートナシップ計画によって、7万人の雇用と140億ドルの投資が米国にもたらされる」と表明。出資比率など詳細は現時点で不明ですが、判明し次第、追加します。5月30日にトランプ氏はピッツバーグで集会を開くことも… pic.twitter.com/tcZ057i092
— 河浪武史（日本経済新聞） (@tkawanami) May 23, 2025
これを受けUSスチールの株価も急騰しました。
🇺🇸USスチール株20%超え急騰。対米外国投資委員会（CFIUS）の再審査報告を受けてトランプ大統領が日鉄との提携支持を表明。雇用増など経済効果を評価したもよう。日鉄にとっては一歩前進だが買収の枠組みについては続報待ち。 R9T1FhsIZ pic.twitter.com/sUuNB6NAbZ
— 池田伸太郎 (@sikeda23) May 23, 2025
この買収計画は、バイデン政権下では国家安全保障上の懸念から禁止命令が出されていましたが、トランプ氏は政府の対米外国投資委員会（CFIUS）に再審査を指示し、同委員会が21日に報告を終えていました。
