名目GDP1000兆円可能、15年後の成長シナリオ公表へ️️️… pic.twitter.com/3wuvWaRuVl

— 田中伸幸@tanakas.eth (@nameless2o25) April 20, 2025

ところで、たった1年前には経済産業省が2040年には「日本が新興国並みになる」との見通しを示しており、今回の楽観的な試算との間に大きなギャップが感じられます。現状維持だとこちらのほうが現実的なシナリオのようです。

最終的に誰も責任を取ろうとせず、責任を負いたくないという風潮がある日本においては、インフレや円安による「リセット」が唯一の解決策となってしまうのかもしれません。

そういう意味では今回の経産省の産業構造ビジョンは「インフレに備えよ」という親切な警告なのかもしれません。