■「化石と言うか、遺跡レベル」
MSXは、1983年(昭和58年)に提唱された8ビットパソコンの共通規格。こちらのブラウン管テレビの正体は、そんなMSXが搭載された「パソコン内蔵テレビ」だったのだ。

(画像=『Sirabee』より引用)
パソコンとして使用するにはキーボードとデータレコーダーが最低限必要となるほか、プリンター(ドットインパクトタイプ)も増設可能となっている。
Xユーザーからは「これはレア、知らなかった」「大変懐かしいものを見させて頂きました…」「これまたとんでもない化石と言うか、遺跡レベルの物が出てきたな」「MSX内蔵テレビなんてあったのか!」など、驚きの声が続出していた。
ポスト投稿主・326さんも「値段より、その存在に驚きました」「MSXは全く通ってきておらず、知識はなかったですが、それでも価値の高さは伝わってきました」と、発見時の様子を振り返っている。
また、同シリーズはゼネラル(現・富士通ゼネラル)により製造されたもので、同社のXアカウントも「カタログを発掘してきました」と、そのスペックについて紹介。「勉強になりました…!」と、反応していた。