無風ベタナギ状態でアピール弱めの釣りしか通用しない状況のため、7gのラバージグにギル系ワームをトレーラーにしてアシ際にキャスト。岸と平行に小さめのボトムバンピングで誘うと、コツンッというバイト。すかさずアワせて39cmをキャッチした。

さらに静けさを感じる水面となり、ULパワーのスピニングロッドにサイコロラバーをセット(フックは環付きマスバリ、シャンク部0.5gガン玉)に持ち替えた。偏光グラス越しにクルーズしてくるバスを発見したので、バスがポジションを取っていた少し先にキャスト。着底後、ラインを弾かない程度に弱めにシェイクすると、31cmが食ってきた。

重さも長さも狙える季節

次はいかにもいそうなアシ際のレイダウンにサイコロラバーを落とし、アクションさせた途端に食ってきたのは40cmだった。さらに岸際の大きな木のオーバーハングの最奥にサイコロラバーをスキップさせ、イトフケを取ると42cmがヒット。

野池でのブラックバス釣りで49cm頭に9匹と「春爆」を満喫!【滋賀・三重】サイコロラバーでキャッチ(提供:週刊つりニュース中部版APC・上野真司)

最後はローライトなコンディションとなってきたので、スピナーベイトのセットに持ち替え岸と平行に巻くと、ショートバイトがあった。これはフッキングしなかったので、すかさずサイコロラバーを投入するとラインが走り41cmをキャッチ。

最後にスピナーベイトで釣りたかったが、急に冷たい風が吹き雷鳴が響きだしたので、納竿とした。今シーズンの私は幸先良くコンスタントにバスをキャッチしているが、ひとつ意識していることは、釣れそうな天気を読み良さげな日に釣行することだ。

<週刊つりニュース中部版APC・上野真司/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2025年5月16日号に掲載された記事を再編集したものになります。