
柏レイソル在籍時にJ1リーグ得点王のタイトルを獲得したケニア代表FWマイケル・オルンガが、2024/25シーズン限りでカタール1部アル・ドゥハイルSCを退団する見込み。ネット上でJリーグ移籍待望論が湧き起こるなど、同選手の去就に注目が集まっている。
現在31歳のオルンガは、2018年8月から約2年半にわたり柏でプレー。2020シーズンにJ1リーグ戦で28ゴールを挙げ、J1リーグ得点王とJリーグMVPに輝くなど、日本での実績を残し、2021年1月にアル・ドゥハイルSCへ完全移籍している。
そのアル・ドゥハイルSCでも、加入1年目から絶対的ストライカーとして活躍。2022/23シーズンにカタール1部で22ゴールと、2シーズン続けて得点王のタイトルを獲得すしたが、2023/24シーズンは15ゴールに。2024/25シーズンはリーグ戦19試合の出場で12ゴール2アシストを奪った。
中東のサッカー事情に詳しいジャーナリストのモハメド氏は5月22日に「アル・ドゥハイルSCはオルンガの後釜として、イスタンブールBBSKからクシシュトフ・ピョンテクを獲得する」とリポート。アフリカのサッカーに詳しい『afrik-foot』は「南アフリカ1部カイザー・チーフスFCがオルンガの獲得に興味」と伝えたが、複数の中東メディアはUAE国内クラブからの関心を報じている。
一方、日本国内ではJリーグ再挑戦を望む声が噴出。柏への復帰待望論も湧き起っているが、現時点で日本行きの可能性が中東で報じられていない。