パワー、トルクともにうわ回るゴルフR。燃費に優れるM135

搭載するパワートレインは、ゴルフR、M135ともに2.0L直列4気筒のガソリンターボエンジンに、2ペダルの7速デュアルクラッチトランスミッションの組み合わせ。駆動方式には、いずれもフルタイム4WDシステムを採用します。 気になるスペックは、マイナーチェンジで8.5に進化したゴルフRが、最高出力245kW(333PS)/5,600-6,500rpmと最大トルク420Nm/2,100-5,500rpmで、燃費性能はWLTCモードで12.3km/L(*MC前)。

M135 xDriveは、最高出力221kW(300PS)/5,750rpm、最大トルク400Nm/2,000-4,000rpmで燃費は12.5km/L。 0-100km/h加速は、ゴルフRが4.6秒、M135は4.9秒(いずれも欧州測定値)と、燃費以外はゴルフRがうわ回ります。
モニターを2枚ならべたカーブドディスプレイが新しさを感じさせるM135




















室内のコクピットは、ゴルフRがオーソドックスなメータークラスターと12.9インチの液晶モニターを使ったインフォテインメントシステムの組み合わせ。IDAボイスアシスタントも装備して、エアコンをはじめとした機能を音声で操作できます。














M135は、10.25インチのモニターを2枚横に並べたBMWカーブドディスプレイを採用した先進的なデザインに、音声操作を可能とするBMWインテリジェントパーソナルアシスタントが備わります。 運転支援機能は、いずれも最新のシステムを搭載しますが、M135にはハンズオフ機能を持つドライビング・アシスト・プロフェッショナルが標準装備されるなど、細かいところで違いがあります。
















フロントシートは、いずれもヘッドレストを一体型としたスポーツシートで、表皮はゴルフRがファブリック&マイクロフリース(Rアドバンスはナパレザー)、M135はアルカンターラとヴェガンザの組み合わせで、高級感という点ではM135のほうに軍配があがります。 リアシートの分割は、ゴルフRが6:4、M135は4:2:4。ラゲッジスペースは、ゴルフRが通常時341LでM135は380L、リアシートを畳んだ状態ではゴルフRが1,197L、M135は1,200Lです。 M135の通常時の大きさが目立ちます。