
横浜F・マリノスは5月21日に行われた明治安田J1リーグ第13節で、ヴィッセル神戸に1-2で敗北。クラブワーストの7連敗を喫し、依然としてJ1最下位に沈んでいるが、パトリック・キスノーボ監督の起用法に批判が相次ぐなか、クラブOBが問題点を指摘している。
この試合ではブラジル人FWエウベルがベンチ外となったほか、スタメン出場のFW宮市亮が負傷交代。MF井上健太の途中出場させたキスノーボ監督の采配や、一部外国人選手との関係が問題視されており、一部からは早くも監督解任を求める声が上がっている。
ただ、横浜FMOBの安永聡太郎氏は根本的な部分でクラブが問題を抱えていると考えている模様。井上がボールを失った直後、キャプテンのMF喜田拓也がいち早くプレスを仕掛ける一方で、前線の選手が仕掛けていないシーンをアップした上で、こう綴っている。
「横浜Fマリノス、ネガティブトランジション時に前線3枚より遠くから猛ダッシュでプレスに走り出すキャプテン喜田さん!監督さん!西野さん!これはチーム戦術よりチームマネージメントの問題ですよ!」(原文ママ)
また、敵陣からのフリーキックの場面で、相手GKがボールを蹴る直前のシーンもアップすると、「守備ラインの設定は? セットされて蹴り出されるまでズルズル相手に合わせ下がり続ける」と指摘。「勝ち負けは選べないけど 負け方は決めていたfマリノス! 魅せ続けたfマリノススタイルで!」(原文ママ)と辛辣な言葉も交えながら改善を訴えた。
一方で、安永氏はキスノーボ監督の進退や監督交代論には言及せず。ただそれでも、喜田のみが即座にプレスを仕掛けたシーンをもとに、ネット上では監督と選手の関係性について議論が白熱している。