昨年の総選挙で大敗した石破茂と森山裕のコンビは衆議院予算委員長という最重要ポストの一つをさくっと立民に譲りました。
これで予算審議を立民が主導権を握って立民の狙い通りに停滞させられるかと思いきや、立憲民主党が予算委員長に就けた安住淳議員は中立的立場に立って審議の進行を行おうという姿勢を徹底しています。

中立を守る安住淳予算委員長 立憲民主党HPより
一方、東日本大震災の時に東北のそこかしこで自動車の燃料、ガソリンが不足するという問題が起きていた時に福島県向けに用意されたタンクローリーを自分の地元選挙区である田村市にばかり集めた事を当時の報道で抜かれたのが玄葉光一郎でした。
そんな玄葉光一郎は今は衆議院副議長を任されているのですが……。
【「内閣不信任案出せば通る」 玄葉光一郎・衆院副議長が言及】
衆院の玄葉光一郎副議長は18日、立憲民主党の福島県連大会で県連常任顧問としてあいさつし、立民が内閣不信任決議案を提出すれば「かなりの確率で通る」と言及した。不信任決議が可決された場合の、その後の政権構想まで見通す必要があると指摘し「野党第1党として(提出の是非を)しっかり決めなければならない」と述べた。
玄葉氏の後に野田佳彦代表があいさつしたが、不信任決議案には触れなかった。〔共同〕
(2025/5/18 日経新聞)
議長、副議長というのは会派から離脱し、中立の立場を求められます。
ところが中立であろうとすべき立場を無視して党利党略を優先した国会戦術に言及する玄葉光一郎。

玄葉光一郎衆議院副議長SNSより
さすがにそれに便乗するのは不味いと気付いたのか、野田佳彦は不信任決議案に触れなかったようです。
中立を維持すべき正副議長の立場にある人間が堂々と政局に言及。
これが自民党議員だったらマスゴミは一斉に批判していたでしょう。
立憲民主党という反日マスゴミが応援している他の国の政党だからアリバイ作りにちらっと記事を書かれただけで全く批判されずに放置されているだけです。
編集部より:この記事は茶請け氏のブログ「パチンコ屋の倒産を応援するブログ」2025年5月22日のエントリーより転載させていただきました。