まるで映画『マトリックス』で描かれるような、現実世界のバグとも言える奇妙な出来事が、スイスで報告され、人々の間で話題を呼んでいる。なんと、一羽のカモが交通カメラに撮影されたのだが、それが7年前と全く同じ月日、全く同じ状況だったというのだ。
この不思議な出来事が明らかになったのは先週のこと。スイスの町、ケーニッツの自治体がSNSでこの「不可解なケース」を公表したのがきっかけだった。投稿には問題のカメラの前を横切るカモの写真が添えられており、それが撮影されたのは4月13日。驚くべきことに、これは7年前の2018年の全く同じ日に、同じようにカモがカメラに写り込んでいた記念すべき日だったのだ。
しかし、奇妙な偶然はこれだけでは終わらなかった。
7年越しの偶然? 同じ場所、同じ速度で…
ケーニッツの町当局が二度見したのは、そのタイミングだけではなかった。詳しく調べてみると、今回撮影されたカモは、7年前に撮影された時と「全く同じ場所で、全く同じ速度」で飛んでいたことが判明したのだ。まるで7年前の出来事が寸分違わずリピートされたかのようである。
町当局は、この奇妙な投稿が「遅れてきたエイプリルフールの冗談ではない」と断言。さらに、「画像やレーダーシステムが操作された可能性はありえない」と強調している。つまり、これは紛れもない事実だというわけだ。

町も首をかしげる「常習犯」? それとも単なる偶然? もちろん、今回写真に写ったカモが7年前に撮影されたカモと全く同じ個体かどうかは定かではない。しかし、町当局はユーモアを交え、この鳥が「常習犯」なのではないかと冗談めかしてコメント。住民たちにも、このような「興味深い偶然の一致」の本質について思いを巡らせてみてはどうか、と問いかけている。
世界は時々、私たちの理解を超えるような不思議な出来事を見せてくれる。このカモのデジャヴ飛行も、そんなミステリアスな偶然の一つなのかもしれない。あなたなら、この出来事をどう解釈するだろうか?
提供元・TOCANA
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