普通以下の企業においては現実的なマネジメント手法
やはりマイクロマネジメントは経営には欠かせないのか。
「マイクロマネジメントは批判も多いのですが、普通以下の企業においては現実的なマネジメント手法です。実は私自身、コンサルタントとして非常に組織力が高いことで知られるある大企業で、成果を出している営業所と出せていない営業所を比較研究するプロジェクトに関わったことがあります。結果としては、成果が出せている営業所の所長は大概の場合、マイクロマネジメントを得意としていることが明らかになりました。大きな方向性だけを示してあとは部下の自主性を尊重するというマクロマネジメントのスタイルは、評判がいいことは確かです。しかし実際に組織としての成果を上げる際には、普通の組織であればマイクロマネジメントを、GAFAM級のイノベーションを行う企業ではどちらでもない新しいマネジメントスタイルを採用すべきなのではないでしょうか」
(文=BUSINESS JOURNAL編集部、協力=鈴木貴博/百年コンサルティング代表)
提供元・Business Journal
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