
日本代表MF遠藤航が在籍するリバプール(イングランド1部)は今季から指揮をするアルネ・スロット監督のもとで5年ぶりのプレミアリーグを制覇。昨年11月から首位の座を明け渡すことなく、4試合を残して4月27日に優勝を決めた。
イギリス『アスレティック』によれば、リバプールはバイエル・レバークーゼン(ドイツ1部)に所属するドイツ代表フロリアン・ヴィルツ(22)の獲得に興味を持っている模様。すでにリバプールは選手陣営と接触しており、ビルツはプレミアリーグへの移籍に興味を持っているようだ。
昨季はレバークーゼンのブンデスリーガ無敗優勝に大きく貢献し、個人としてもMVPを獲得したビルツ。卓越したボールコントロールと高水準なキック精度を武器に今季もここまで公式戦44試合で16ゴール15アシストを記録している。
ただ、ビルツにはベルギー代表MFケビン・デ・ブライネの退団が決まっているマンチェスター・シティ(イングランド1部)やバイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)も熱視線を送っており、争奪戦の様相を呈している。一方で、レバークーゼンは同選手に対して移籍金1億5000万ユーロ(約245億9,000万円)を求めているようだ。
なお、リバプールは生え抜きであったイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドが契約満了に伴い退団することが決定。その後釜として、ビルツの同僚であるオランダ代表DFジェレミー・フリンポンの獲得に興味を持っており、交渉は順調だとみられている。