■“エリア51”情報のリークがあったのか?

 マリリン・モンローの死と、この『五月の七日間』の出版が同じ1962年の出来事だったのは単なる偶然なのか?

「Mysterious Universe」で記事を執筆したニック・レッドファーン氏は、この時期に一部の著名人やジャーナリストに“エリア51”についての情報のリークがあった可能性を指摘している。このアメリカ国内に、完全に政府の管轄から外れた秘密の米軍施設が存在することが、俳優やジャーナリストなど社会的影響力のある一部の人々に非公式に伝えられたのではないかということだ。

 小説『五月の七日間』の共著者であるフレッチャー・ニーベル氏は、基本的に政府を信用しておらず、ほかの著作においてもさまざまな“陰謀論”を作中に登場させている。そしてまたニーベル氏は政府内の何人ものインサイダー情報提供者との接触があったという。“サイトY”の元ネタが“エリア51”についてのインサイダー情報であったかもしれないのだ。

米軍の極秘司令基地「サイトY」の真実 – マリリン・モンロー怪死、宇宙人、エリア51… すべての謎が1つに繋がる?
(画像=エリア51 By Contains modified Copernicus Sentinel data 2022, Attribution, Link,『TOCANA』より 引用)

 そして一方、マリリン・モンローが知り得たUFO情報もこの砂漠の秘密基地である“エリア51”についての情報だったのかもしれない。それまでは誰も意識することのなかった砂漠地帯の謎の秘密基地が、こうして1962年以降に徐々に人々の意識に入り込むことになったということだろうか。

 その存在は公認されることになったが、今なお数々の謎に包まれた“エリア51”に関する動向を今後も引き続きチェックしていきたい。

文=仲田しんじ

提供元・TOCANA

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