旅行で東京を留守にすることが多いのですが、困るのは不在の間に誰がピノくん(写真)のお世話をするかです。知り合いにお願いしても誰にも預かってもらえない事態を想定して、家の近くにあるペットホテルを探すことにしました。
同じマンションに住んでいるペットを飼っている友人にいつも利用している施設を紹介してもらおうとしたところ、なんとそこは新規の募集はお断りしているとの事でした。どうやらペットを飼う人が増えてきたせいで、受け入れるキャパシティを超えてしまっているようです。
タワーマンションが増えて引っ越して来てベッドを飼う人が増えれば、当然預ける人の数も増えていきます。ペットホテルの場所も増えてはいるとは思いますが、命を預かる仕事ですからすぐに受け入れ数を増やすのは簡単ではありません。
しかも昨今の人手不足もあって、短期で供給を増やすのは困難だと思います。
仕方が無いので新規募集を受け付けていない施設の方にお願いして、近所にある別のペットサロンを紹介してもらいました。
こちらも家から徒歩圏内で、ペットホテルだけではなく、1時預かりのサービスがあったり、ペットトレーニングのサービスも利用できるようです。
この施設ももしかしたらそのうちに新規受け入れをしなくなるかもしれません。
今後も東京の湾岸エリアでは新しいタワーマンションが次々と完成していきます。
例えば、晴海フラッグにもスカイデュオというタワーが2棟完成し、そろそろ本格的な入居が始まります。
するとこれまで以上に住人の数が増えて、さらにペットの数も増えることになります。
そうなるとさらにペットホテルの争奪戦になって、インバウンド需要の観光地のホテルのようにペットホテルが予約しにくくなり価格も上がっていくのではないかと予想します。
東京都中央区では以前、子供の数が急増したことにより幼稚園や学校の数が足りなくなる問題が発生したそうですが、今度はペットの受け入れ施設の不足が問題になるのではないでしょうか?