この5年間近く大島のアジング、メバリングをしてボトムでは何度も良型のカサゴ、メバルは釣ったが、夜釣りでソイは一度もヒットしてこなかった。

周防大島ポイント解説

例えば、由宇港のテトラのすき間は格好のポイントで地磯のゴロタ岩の沖めを狙ってもカサゴ、ソイがアタる。

足場は悪いが小積港のテトラ先端部や大積港地磯のゴロタ浜の先端から沖向きの小磯はほとんどが岩場で根魚のすみかとなっている。また、地家室や佐連港のテトラも穴場だろう。

このほか、三ツ松港のゴロタ岩周辺、秋港のテトラはカサゴが多いが、藻場周辺はメバル、ソイがアタる。

狙い方

狙い方はテトラのスリットにジグ単とワームを落とし込む単純な釣り方のほか、沖のテトラをめがけてジグ単を飛ばし、着底と同時にゆっくり底這わせ状態でリーリングする。

アワセ

アタリがあれば即ロッドを立てて強引にラインを巻く。特にゴロタ岩でヒットすると必ず岩陰に隠れるのでティップにアタリがでた時点でアワセを入れて即座に岩陰から引き離す。そのためリーダーは1.2~1.5号を使用する。

フェルトシューズ着用

日中のロックフィッシュはポイントさえ見つければ確実に釣れるので初心者でも楽しめる。ただ、テトラ、小磯などは滑りやすいのでフェルトシューズ着用が好ましい。

<週刊つりニュース西部版APC・川原直毅/TSURINEWS編>