乾貴士 写真:Getty Images

 清水エスパルス所属の元日本代表MF乾貴士は、5月11日に開催された明治安田J1リーグ第16節の町田ゼルビア戦でスタメン出場。DF林幸多郎(町田)がゴールを決める直前のキックオフのタイミングなど、一部のジャッジや判断などを巡り、山下良美主審に抗議していたが、試合後のSNSがいつもと異なっているようだ。

 乾は前半から山下主審とコミュニケーションをとる中、前半アディショナルタイムの45+2分、ヘディングのこぼれ球にMFナ・サンホ(町田)が先に触った直後、同選手に身体を寄せる。ナ・サンホが乾の左足に接触すると、乾はすかさず両手を上げてノーファウルをアピールしたが、山下主審がファウルをとると、「どこがやねん。勝手にコケてるだけやろ」と声を荒げた。

 また、清水が66分に同点に追いついた直後のキックオフ再開のタイミングが話題に。途中出場のMF矢島慎也(清水)がポジションに着く前に試合を再開させた山下主審に対して、乾はDF林幸多郎(町田)の勝ち越しゴール直後に詰め寄っていた。

 清水の中心選手である乾は、ほぼ毎試合勝敗に関係なく試合後にインスタグラムを更新。試合の感想や次戦にむけての意気込みを綴っていたが、町田戦に限って試合翌日の朝の時点でもインスタグラムは更新されず。最後の更新は町田戦前の10日となっている。

 国立競技場で開催された前節の名古屋グランパス戦で敗れた後、「沢山のお客さんの前で情けない試合をしてしまった。もう一回みんなで、必死に、死に物狂いで頑張ろう!!俺らならできる!!すぐ試合!頑張ろう!!次も応援よろしくです!!」とインスタグラムを通じてファン・サポーター等にメッセージを送っていた乾。山下主審のジャッジ等に対して複雑な思いを抱いている可能性が考えられるだけに、SNSでジャッジに対する言及があるのか注目が集まる。