
バイエル・レバークーゼン(ドイツ1部)に所属するドイツ代表DFヨナタン・ター(29)が、自身の移籍先について近々決まることを明らかにした。
ドイツ代表として35キャップを刻むターは、192cmの恵まれた体躯とパワー、スピードを武器に昨季はクラブのブンデスリーガ無敗優勝に大きく貢献。今季もここまで公式戦47試合に出場して4ゴールを記録するなど、守備の要として活躍した。
しかし、ターは今季限りで契約満了を迎えるレバークーゼンを今季限りで退団することを明言。「契約延長はしない。残らないという決断はすでに決まっていたことだし、クラブも知っている」と4月下旬に明かしていた。
新天地候補として元イングランド代表DFエリック・ダイアーが退団したバイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)やシャビ・アロンソ氏の就任が秒読み段階となっているレアル・マドリード(スペイン1部)、バルセロナ(スペイン1部)が関心を示しているとされている。そのなかで、同選手は「近いうちに決める。日付は設定したくないんだ。でも、2ヶ月もかかることはないだろう」と近日中に去就を決断することを明かした。
また、ドイツ代表DFは「言葉が通じない場所に行けば、余計なプレッシャーがかかる。当然、チームのなかで自分の役割を持っていたい。新たな場所に加われば、僕はたくさん努力しなければいけないだろう。だからこそ、僕は海外に行くことにとても魅力を感じているんだ」と移籍する背景を明かしている。