「もし宇宙人に連れ去られても、心配はいらないわ。だって彼らはちゃんと安全に返してくれるし、『同意しません』って言えば、勝手なことはしないから」

 こんな驚きの発言をしているのは、ロシアの人気歌手カティア・レル(50歳)だ。彼女は以前から、16歳の時に地球外生命体に誘拐され、なんと歯を盗まれた(!)という衝撃的な体験を公言してきた。さらには、彼らが核戦争から世界を救ったとまで主張しているのだから、話は壮大だ。

歯を盗まれた過去と「同意」の重要性

「歯は抜かれたけど心配ないわ」ロシアの人気歌手が語るエイリアン誘拐体験と驚きの助言
(画像=Katya Lel By Передача До 17 и старше, CC BY 3.0, Link,『TOCANA』より 引用)

 カティア(本名:エカテリーナ・ニコラエヴナ・チュプリニナ)によると、10代の頃、窓の外に奇妙な光を見た直後、「痛みも出血もなく、全ての歯が消え失せていた」という。彼女の姉妹にはその時の記憶が残されており、「口を開けてごらん、歯がないわよ」と告げられたそうだ。「今となっては笑い話だけど、当時は血も痛みもなかったの。歯があった場所は、まるで最初から何もなかったみたいに塞がっていた」と彼女は振り返る。

 そんな過去を持つ彼女だが、最近ロシアの新聞社のインタビューに応じ、「UFOの侵略なんて怖がる必要はない」と改めて断言した。「私は盗まれた(誘拐された)けど、返されたわ。もしあなたが盗まれても、きっと返してもらえる」とのことだ。

 さらに彼女は、エイリアンとのコミュニケーションについて、彼らが時に「かなり攻撃的」になる可能性を認めつつも、重要なのは「早い段階で境界線を設定すること」だと力説する。具体的には、「もし連れ去られたら、すぐにこう言うの。『私の臓器を勝手に取ることは許可しません。いかなる同意も与えません』ってね」とアドバイスしているのだ。「もし私が16歳の時にこのことを知っていたら、きっと歯を取られることを禁止したでしょう。『これに同意しません』って、すぐに言ったはずよ」と語り、当時の自分にはそんな知識など持ちようがなかったと付け加えた。

「歯は抜かれたけど心配ないわ」ロシアの人気歌手が語るエイリアン誘拐体験と驚きの助言
(画像=イメージ画像 generated using QWEN CHAT,『TOCANA』より 引用)